11月9日防災リーダー講習会を開催しました

 11月9日、桐原っ子ホールにて、防災リーダー講習会を開催しました。東近江行政組合消防本部訓練センター長 川副直輝さんを講師に迎え、『災害からの教訓~今後の防災のあり方について~』をテーマに講演をしていただきました。
 東近江行政組合の消防本部について、また近年の出動件数についての説明の後、緊急消防援助隊として各地の災害現場に派遣された時の経験について、特に能登半島での活動について詳しく話していただきました。
 今年1月に能登半島地震、9月に豪雨と大きな災害に襲われた能登半島…地震の際は交通インフラが寸断され、災害派遣チームも現地になかなかたどり着けず歯がゆい思いをされたそうです。その後も地震で崩れた斜面の復興が思うように進まず、豪雨の被害にも大きな影響を与えたのではないでしょうか。
 阪神淡路大震災の際には、救助隊が到着する前に地域の住民による救助で助かった命も多くあったそうです。公助が間に合わない時には共助・自助が重要になります。日頃からの各自の備えと地域の連携の大切さを改めて感じる講演でした。